こんにちは、akimori です。
今回の投稿は、
数字で表現するメリットとあいまいな形容詞を使うデメリットについて
あなたは電車が遅れて、仕事で相手先と打ち合わせする時間に15分ほど遅れることになりました。
このとき、あなたは相手先の担当者に電話で、
「申し訳ありません。少し遅れます。」
と連絡をしますか?
それとも、
「申し訳ありません。15分ほど遅れます。」
と連絡するでしょうか。
前者の場合、相手は10分なのか、30分なのか、1時間なのかわかりません。
このまま会議室で待とうか。
デスクに戻り、仕事の電話を1本かけようか。
休憩しようか。
どれを選択したらよいかわかりません。
また相手は30分ぐらいだろうと自分で考え、他の仕事を少しやるかもしれません。
その仕事をやっているときに、15分ぐらいであなたがやってきたとき、他の仕事を
中途半端で止めなければならなくなります。
これは、相手にとってストレスになると思いませんか?
数字で表現すると、ある程度相手は自分の時間を考えて、行動すると思いませんか?
このように数字で表現すると、相手の意志を尊重した状態になりストレスを感じることが
ありません。
逆にあいまいな表現をすると、相手の意志を考えず、行動を制限してしまいます。
これでは、あとの打ち合わせで円滑なコミュニケーションをとることが困難になりますね。
相手がいる状態でのコミュニケーションでは、正確な表現を用いるように心がけてください(^^)
数字で伝えたときはあなたの行動に無駄がなくなる
これは何をいっているのでしょうか。
数字には、特定の事象を固定する性質があります。
あなたが相手に数字で伝えたとき、あなたはその数字を達成しようと、無意識に行動をします。
その数字を達成するために、あなたは出来る限り完全な形にしようとします。
友人に「10分でつくよ」と連絡したとき、あなたは時計を気にして、
その時間につくように行動しませんか?
もうすぐ待ち合わせの場所につくから、少し早足になりませんか?
上司に、15時に書類を上げるといったとき、キーボードを早く打ったりしませんか?
あなたは無意識のうちに、無駄なく完全に行動しようとします。
違う言い方をすれば、目標を達成しようと努力をするのです。
いいことばかりではないので注意も必要です
あなたは数字で表現し、出来る限り完全な状態で物事を達成しようとします。
しかし、これはあなた自身に大きく負荷をかける状態にもなります。
負荷がかかると、当然反動も出てきます。
この反動が自分にとって大きなマイナスになるようであれば 、
あまり使うべきではないことはわかりますね(^^)
相手に迷惑が掛からないようにすることは、とても大切です。
あなた一人でこれまで生きてきたわけではなく、周囲の助けがあって今のあなたがいます。
その気持ちを全面に出しすぎないように注意しましょう。
しかし、ここぞというときには使ってください(^^)
正確な表現を使える人は、自分にも周りの人にとっても、有益なことです。
今一度振り返り、あいまいな表現をしないように時と場合を考えましょう(^^)
■まとめ
” あいまいな形容詞を使わず、数字で表現する ”
・数字で表現すると、相手の意志を尊重した状態になりストレスを感じることがない。
逆にあいまいな表現をすると、相手の意志を考えず、行動を制限してしまう。
・数字には、特定の事象を固定する性質があり、あなたはその数字を達成しようと無意識に行動する。
・数字で表現すると出来る限り完全な状態で物事を達成しようとするが、これはあなた自身に
大きく負荷をかける状態にもなる。